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就職で失敗した東大生が挫折を乗り越える話〜就職できない東大生のリアル〜

就職で失敗し、挫折した東大生が日々もんもんと考えたことを書いたブログです。国家公務員志望でエリートコースを歩む→上手くいかず人生に行き詰まり、一転負け組に→切り替えて民間就活を始め、ITベンチャーに内定、社会にもまれ生きて生きる決意をする、そんな東大生のリアルなつぶやきです。

人に喜んでもらうということ

 前回の文章をお読みいただき、また宣伝にご協力くださり、大変ありがとうございました。

今回は、人に喜んでもらうということをテーマに文章を書きたいと思います。

 

 最近、ある人と、「論文を書くのと違って、テレビに出ると、テレビ局の人が喜んでくれる」という話をしました。

ここには、勉強が他者との関係よりも、自己満足中心のものであるということが端的に表れているように感じました。

勉強や学問は、自己が学ぶことや真理の探求が本質的なものであり、そもそも人に喜んでもらえるものではないのだと、最近わかってきました。

 

 もちろん、テストで良い点を取ることで周囲から評価されたり、研究を教授や社会から評価されたり、勉強を生徒に教えたり、上手くいくとそういう喜びを得ることもできます。私は、つらくても、テストで点をとることが自分の将来を開いていくと信じ、また教育政策に関する学問を追究し、良い論文を書くことが何らかの形で国の役に立つと信じ、勉強を続けてきました。でも、残念ながら、私は、いくら点をとっても、自分が正しいと信じることを論文で主張しても、頑張ったわりには周囲に受け入れてもらうことができませんでした。結局、勉強することは将来自分だけでなく社会のためにもなるのだと信じていても、信じていただけで自己満足の域を出ることができなかったのです。

 

 進路を転換して勉強から離れ、民間企業の世界に入ったことで、なんというか、自然な形の「人に喜んでもらって嬉しい」という感情を知ることができました。テレビに出たことで、ADさんが喜んでくれましたし、応援メッセージをくれた方がいました。それがなんだか嬉しかったです。会社のインターンで初めてプログラミングをして、アプリ(結構しょぼかったけれど)を作ったら、社長が喜んでくれました。あれ、こんなに喜んでくれるんだと嬉しかったです。ブログを書いたら楽しく読んでくれているというコメントをいただきました。もとは記述問題や論文で培った文章力だけれど、それで喜んでくれる人がいる。それがなんだか嬉しかったです。

 これまでの自己満足中心で過ごしてきて、むしろ周囲からは疎まれがちの人間だったので、そういう小さなこと、喜んでくれる人がいることが自分にとってはすごく新鮮で、嬉しいことでした。

 

 ただ、人に喜んでもらうこと自体を自分の目標にするのは、少なくとも自分には向いていないのも確かですが。学校では、人のためを思ってしたことが裏目に出てしまうことが何度もありましたし、社会で人に貢献するような仕事(福祉など)にチャレンジしてもほとんど自分にできることはありませんでしたから。結局、私という人間は、根本が頭がよいだけであまり空気の読めない人間なので、残念ながら向いていないこともあるのでしょう…。

 自分にできることは、ひたすら自分を磨いて向上する、人生に勝つことを追究する、そしてその途上で人に喜んでもらうということに尽きるのだと思い、ここはもう諦めて精進していこうと思います。

 

 最後に、前回の高島屋さんのプロモーション企画を経て感じたことをまとめたいと思います。

 結論から言うと、プロモーション自体は、本質が宣伝であるため、あまり喜んでもらえるものではなく、やっていてあまり楽しいと思うことができませんでした。むしろ、人から拒まれる恐怖との戦いとなってしまいました。

 しかし、実際にブログなどを通じて多くの方にリアクションしていただいたことで、自分にはこんなに応えてくれる人がいるのだと感じ、それがすごく嬉しかったです。

 また、他の新卒同期のメンバーに声をかけをして、高島屋さんの入口でお客様に登録してもらうイベントを行ったのですが、その企画を喜んでくれた人が多くいたことが嬉しかったです。

 

 おそらく、宣伝だけでは、勉強と同じようにただやったことに満足する、自己満足中心のものと変わらないのだ思います。

個人的には、それよりも、人が喜んでくれるようなもの(プログラムなども含めて)を何か作るということ、また集まってくれる人が喜んでくれるような企画を行うこと、そういうことを、これから社会に出てやりたいなと感じました。

 

 これまでどうり、自己満でひたすら自分を磨きつつも、これからは、人に喜んでもらうという小さな幸せを大切に、人生を歩んでいきたいなと思います。